日頃より当館をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
この度、4月4日(木）放送の「ニュースプラス1いわて」内のコーナー「わんカメLIVE」にて、当館、浄土ヶ浜パークホテルを中継取材していただきました。



【畜養ウニとは？】
岩手県の沿岸は、リアス式海岸の恩恵から海藻が豊富に育ち、そんな海藻を中心に様々な生き物が集まり、日本有数の海産物の産地として有名です。
しかし近年、海藻の数が減少し、さながら砂漠のようになってしまう「磯焼け」という現象が深刻化しておりました。
三陸を代表する海産物としても有名だったウニも、磯焼けの影響から餌となる海藻の量が減り、ウニの数とエサの量のバランスが崩れ、身入りの少ないウニが増えておりました。
そこで、身入りの少ないウニを集め、人工的に餌を与えて太らせる【畜養】が始まりました。
畜養で育てたウニは身入りがよく、身の色が良くなるといった嬉しい変化があったようです。

当館でも、例年殻付きウニが付いた宿泊プランを販売させていただいておりましたが、ウニ漁が解禁となる5月頃が販売開始の目安となっておりました。
しかし、畜養ウニを使うことで、いつもではまだ仕入れることができない新鮮なウニを、4月初旬という早い時期から提供させていただけるようになりました。
この機会にぜひ三陸産の新鮮なウニをご賞味くださいませ。